セキュリティ&GDPR対策セミナーレポート

2018年04月12日

3月14日、KDDIビジネススクエア丸の内において、「セキュリティ&GDPR(注1)対策セミナー」と題し、セミナーを開催しましたのでその様子をレポートします。当日は総勢30名以上の参加者が集まる中、2部に分けて講演を実施、予定時間後も数多くの参加者が会場に残って質疑応答を行うなど、5月の欧州GDPR適用開始を前に関心の高さを伺わせました。

開会の挨拶では弊社グローバルICT本部 副本部長(現、本部長)の塩崎 靖彦より、欧州GDPR適用開始を前に弊社へ数多くお問合せを頂いており関心が高い一方、GDPRを正確に理解するのが困難であること、各企業での対処法が浸透していないことを挙げながら、KDDIとして適用準備を進めていることに触れ、その知見を活かしながら企業様のニーズに合ったサービス提供をしていくと挨拶しました。

弊社 グローバルICT本部 副本部長 塩崎 靖彦(弊社 グローバルICT本部 副本部長 塩崎 靖彦)

基調講演では欧州から来日された、ギブソン・ダン・クラッチャー法律事務所の杉本 武重弁護士より「基礎から学ぶEU一般データ保護規則(GDPR) ~日本本社が注意すべきGDPR対応~」と題してご講演を頂きました。

杉本弁護士は、当社現地法人であるKDDIドイツとの間で昨年9月にフランクフルト・デュッセルドルフにて実施したセミナーに続き2度目の登壇となります。GDPRは個人データの保護に対する権利という基本的人権の保護を目的とした法律であることから、日本の個人情報保護法の様に、事業者が事業活動において収集する個人情報の保護を目的とするものとは趣旨が異なり、そのデータの処理と移転の範囲はお客様、企業に勤める従業員、関連会社、データ保管に使用しているサービス提供者(データセンター、クラウドサービス事業者を含む)に至るまで対象範囲が広くなっています。

また欧州各国に存在する当局から違反と判断され制裁金決定が行われれば、その上限金額は欧州内の事業範囲に留まらず事業者グループの全世界年間売上高の4%になることから、正しく、きちんと対応していくことが日本企業(本社を含む)に求められております。

本セミナーでは、GDPRの目的、基本概念、その適用範囲とリスク、現地の5月25日の適用開始までに現地欧州の日系企業が最低限完了させておきたい事項、日本本社から取るべき支援、サイバーセキュリティ対策の必要性など、90分に渡り熱弁をふるって頂きました。

ギブソン・ダン・クラッチャー法律事務所 杉本 武重弁護士(ギブソン・ダン・クラッチャー法律事務所 杉本 武重弁護士)

休憩をはさんで第2部では、弊社グローバルICT営業推進部(現、営業企画部)戸田 晴彦より、「GDPR対応 KDDIセキュリティソリューションとネットワークサービス紹介」と題して講演を行いました。

講演では、サイバーセキュリティの必要性と最新トレンドをはじめ、弊社がグローバルに提供するセキュリティサービスである、世界最大級Webプロキシサービスの「Zscaler with KDDI」、SaaS型エンドポイント可視化セキュリティ&インベントリ管理サービス「KDDI Cloud Inventory」、クラウド型WAN高速化/最適化サービス「KDDI Enhanced Connect」に触れながら、日本企業が求めているセキュリティ対策の本懐、インターネットベースのセキュリティを展開する上での留意点、当社サービスのGDPR対応状況なども含め、KDDIが思い描くグローバル・セキュリティのあるべき姿、63都市、100拠点を超えるKDDI現地法人によるグローバルでの展開力を紹介致しました。

弊社グローバルICT営業推進部(現、営業企画部) 戸田 晴彦(弊社グローバルICT営業推進部(現、営業企画部) 戸田 晴彦)

KDDIではこのようなセミナーだけでなく、お客さまのお役にたてるような情報発信を継続的に実施していく予定です。
今後の活動にもご期待ください。

(注1) GDPR: General Data Protection Regulation. EU一般データ保護規則。

※ 記載内容は2018年3月14日現在の情報に基づいております。

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