第二回中国国際輸入博覧会における工場スマート化の事例講演について(KDDI上海)

2019年11月21日

KDDI上海は、2019年11月7日、中国上海で開催された第二回中国国際輸入博覧会における「2019蘇州(相城)中日スマート製造協力イノベーションフォーラム」に登壇し、「スマート製造最前線IoT/RPA融合ソリューション」と題して、工場スマート化の事例について講演しました。

2019蘇州(相城)中日スマート製造協力イノベーションフォーラム2019蘇州(相城)中日スマート製造協力イノベーションフォーラム

中国では人件費が高騰しており、多くの工場でロボットや自動化設備の導入による生産や検査業務の自動化が進んでおります。しかしながら、異常停止や段取り替えなどによる設備の非稼働時間の割合が多く、その生産能力を十分活かせているとは言えません。また、手作業中心の労働集約型工場では、作業員の離職や入れ替わりによる生産能力の低下や新人作業員の作業工程がボトルネック化する問題が起きております。

一方で、工場内の事務業務に着目すると、人件費が高騰しているにも関わらず、職場には多くの単純作業が残っており、単純作業に追われて本来やるべき業務ができているとは言えません。ブルーカラーの作業が設備やロボットに置き換わる中、ホワイトカラーの業務はこれまでとあまり変わらないか、むしろ増えているのではないかと考えており、間接業務をどのように効率化していくかが工場の経営課題といえます。

KDDI上海 守岡純治からは、工場内の様々な課題に対し、現場の改善はIoT(Internet of thingsの略)を、事務作業の効率化はRPA(Robotic Process Automationの略)を活用し、両者を組み合わせる事で、効果の最大化と工場の競争力を高めることをご提案いたしました。

労働集約型工場でIoTを活用した実際の事例として、人の入れ替わりで生産能力が低下していた工場の生産性を改善するために、IoTを活用して作業員のパフォーマンスやボトルネック工程を数値化し、分析及び改善を行う事で生産性を上げたケースをご紹介しました。従来であれば、数値化することが難しかったことも、センサーなどが安価になってきたこともあり、工場のボトルネックが簡単に評価できるようになりました。

また、工場の営業事務業務で毎月数百時間かかっていた大量の受注処理業務もRPAを活用することで自動化に成功し、大幅な工数削減を実現しました。

KDDI上海 守岡純治

その他、第二回中国国際輸入博覧会では、ものづくりに強みを持つ日系企業がブース出展し、多くの参加者が見学していました。本フォーラムにおいても、200名以上の方が参加し、終了後に多くの質問や意見を頂くなど、当社のものづくりITに対して関心の高さを感じました。

KDDIは、本フォーラムに限らず、様々な場面でお客さまのお役にたてるような情報発信を継続的に実施していく予定です。今後の活動にもご期待ください。

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